ドル円 来週 見通し

みなさんこんにちは!

ドル円の来週以降の見通しがロイターに載っていました。

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投資家は米景気が米連邦準備理事会(FRB)による、
資産買い入れ規模縮小が可能なほど十分に回復しているのかどうか、
見極めようとしており、
オーバーナイトで1年1カ月ぶりの水準まで上昇した、
米国債利回りが低下してドルの重しになった。

ドルは円やスイスフランなど資産の安全な逃避先とされる、
通貨での下落が目立ち、両通貨に対する下落率は 1%を超えた。

ロイターのデータによると、
ドル/円は100.71円まで下げた後、
終盤は 1.3%安の101.08円。
ユーロ/ドルは終盤、0.7%高の1.2940ドルで取引された。

シティFX(ニューヨーク)の通貨ストラテジー部門のヘッド、
スティーブン・イングランダー氏は、
「米国債利回りの低下と幅広いポジション圧縮で、
ドルが再び軟化した」と述べた。

外為市場のポジションに関する最近のデータによると、
5月21日までの週に投機筋のドルのロングポジションは、
2008年6月以来の高水準となり、
円のショートポジションが増えていた。

このため投資家が利益確定に動き、相場が反転した。

ただアナリストの中には、
米経済は他の主要国に比べてしっかりしており、
ドルの下落は限定されるとの見方もある。

シティFXのイングランダー氏は、
「外為市場は、ロングポジションが膨らんでいた、
ドルがポジション調整の中、安定もしくは緩やかに下げる
という動きになりそうだ。しかし資産市場がいったん安定すれば、
ドルは急激に反発する公算が大きい」と述べた。

トレーダーからは、大量の売り注文が出て、
多くの市場参加者がドルロングの手仕舞いを余儀なくされた、
との声が出ていた。

ユナイテッド・ICAP(ニューヨーク)の、
チーフ・テクニカル・アナリストのウォルター・ジマーマン氏も、
チャート的にみてドルの売りは、
大きな上昇の流れの中のあや押しに過ぎないと指摘した。

ドル/円は先週の安値の100.68円近辺が下値支持線となっている。

ドルは対スイスフランでは終盤、
1.5%安の0.9619フランで取引された。

トレーダーによると、
ユーロ/ドルは1.2910ドルの節目を抜くと、
ストップロスの買い注文を巻き込みながら上げ幅を拡大した。
一段高となれば、先週の高値の1.2998ドルが視野に入る。

ユーロ上昇の背景には、
ドイツの消費者物価指数が予想を上回る上昇を示したことがある。

しかしこの統計で欧州中央銀行(ECB)の、
追加金融緩和の可能性が低下することはなさそうで、
ユーロ上昇は一時的なものにとどまる可能性がある。

経済協力開発機構(OECD)は29日公表した世界経済見通しで、
ユーロ圏をリセッションから脱却させるため、
ECBがFRBの量的緩和プログラムのような、
利下げ以外の新たな支援措置を検討する必要があるとの見方を示した。

豪ドルは海外市場で0.9526米ドルと、
1年7カ月ぶり安値を付けたがその後持ち直し、
終盤は0.3%高の0.9646米ドルとなった。

引用ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まだ100円台続きそうですね(・∀・)b