みなさんこんにちは!
日経トレンディ2013年4月号に、
「“円安対抗”なら外貨投資! MMFやFXで着実に殖やす方法」
が載っていました。
手軽な外貨投資として、外貨預金や外貨建てMMF
(安全性の高い債券を中心に投資し、外貨で運用する投資信託)があるが、
他にFX(外国為替証拠金取引)という方法もある。
FXは、
為替の変動を狙ったハイリスク・ハイリターン商品というイメージが強いが、
地道に利ざやを稼ぐのにも有効だ。
売った通貨より買った通貨の金利が高い場合、
金利差を「スワップ金利」として得られる。
スワップ金利は日々変動し、取引会社によっても違うが、
例えば円を売って豪ドルを買った場合、
年利で3%前後を日々得られる計算だ。
FXでは、担保にする資金の25倍までの金額を取引できる、
「レバレッジ」という仕組みがあるが、
「レバレッジ1倍なら、為替変動のリスクは外貨預金と変わらない」
(FXプライムのチーフアナリスト・柳澤浩氏)。
外貨預金、外貨建てMMF、FXを比べると、
売買時のコストはFXが圧倒的に低い。
例として、豪ドル建ての各商品についてコストが、
最低水準の銀行や証券会社の数値を下の表にまとめた。
FXは1豪ドル当たりの為替手数料が往復1銭と、
外貨預金やMMFのおよそ100分の1。
金利も外貨預金やMMFよりやや高い。
ただし、注意すべきなのが税金。
利息はいずれも課税されるが、為替差益は、MMFのみ非課税なので、
為替差益が膨らむと、税金を差し引いた実質リターンは
、FXよりMMFのほうが高くなる。
MMFの場合、自動積み立てができる証券会社を利用すると、
手間をかけずに投資が続けられる。
カブドットコム証券のように銀行口座からの自動引き落としにも対応していれば、
証券口座に移す手間もなく、より便利だ。
MMFやFXより高い金利を狙うなら外国債券が候補になる。
例えば、1月に新規発行された豪ドル建て5年債の年利は約4%と、
FXの金利より高い。
満期まで持てば、外貨預金などと同様に、
外貨ベースでは元本と利子も保証される。
だが、中途売却では元本が保証されないため、
特に投資の入門層は「債券は満期まで持つのが基本と考えたほうがいい」
(マネックス証券)。
基本的なことですが、押さえておきたいですね(^∀^)b